校友トピックス

「報恩講」に寄せて|あの時、あの頃 武蔵野ヒストリア

“今日までたえることなくつづけられて”

立冬を過ぎて武蔵野キャンパスのイチョウが鮮やかになる季節、浄土真宗における1年間で最も大切な法要「報恩講」が執り行われます。

「報恩講」は、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人の御祥月命日(11月28日)に勤まる法要です。法要では、ご命日を機に親鸞聖人のご恩徳を偲び、ご苦労に感謝するとともに、あらためて阿弥陀如来のお救いを心に深く味わわせていただきます。ご命日前後には浄土真宗の寺院はもとより、学校やご家庭でも勤まります。

学祖・高楠順次郎博士によって、仏教精神にもとづいた浄土真宗本願寺派の宗門関係学校として1924年に設立された本学院では、毎年報恩講が行われています。なお、本学院で学校行事として初めて親鸞聖人報恩講を勤めたのは1977(昭和52)年11月でした。武蔵野女子学院の創立80周年を記念して編纂された『武蔵野女子学院八十年史』には、以下のように記されています。

また、これまで学院では宗教行事としての「報恩講」は、高三の生徒が築地本願寺の報恩講に参拝したり、大学雪香寮で行われていたが、昭和五十二年十一月には、中学・高校として独自に報恩講をおつとめすることになり、花山勝友講師をまねいて「親鸞の心」と題するお話をいただいて、おごそかに執り行われた。この「報恩講」は今日までたえることなくつづけられている

昨年の報恩講は、2020年11月27日(金)に武蔵野キャンパス雪頂講堂において、高校2年生212名および学内関係者が参加しました。今年は2021年11月24日(水)に執り行われます。

親鸞聖人の教えには、すべての人が救われていく道が説かれています。学校行事として報恩講に参加した時の記憶はあやふやでも、歳を重ねてから改めて触れてみると、心に寄り添う言葉もあると思います。親鸞聖人を知るための第一歩としては、入門書や有名作家による著書、漫画などの関連書籍がおすすめです。また、映画や法話の動画などもあるので、この機会にチェックしてみてはいかがでしょう。

<参考文献>
学校法人武蔵野女子学院(2004)『武蔵野女子学院八十年史』、学校法人武蔵野女子学院、p316。

関連リンク:報恩講について

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