武蔵野マガジン

おしえて!同窓会のみなさんQ&A

大学に少しでも恩返しができればと考えて|むらさき会海外支部台湾同窓会支部長 蘇 菁菁さん

同窓会組織・支部・会員のみなさんにお話を伺いました。

台湾支部支部会長 蘇 菁菁さん

蘇 菁菁さん|むらさき会海外支部台湾同窓会支部長

台湾の台北生まれ。1991年3月に来日し、日本語学校で日本語を学ぶ。1994年3月、武蔵野女子大学短期大学部生活学科卒業(1993年度卒)。1995年1月台湾へ帰国後、夫とともに台湾と日本をつなぐ貿易会社を起業。2017年、むらさき会海外支部台湾同窓会の副支部長就任。2020年4月、支部長となり現在に至る。

台湾同窓会にかかわることになったきっかけを教えてください。

卒業後、20年以上大学とは特に交流もなく過ごしてきましたが、ある時学長が台湾までお越しになり、熱心に台湾同窓会設立を呼びかけてくださいました。大学側の台湾における同窓会活動に対する強い意欲を感じました。少しでもお役に立てるならばと思い、それ以来、台湾の同窓会や大学の取り組みを全力でサポートをしています。

台湾同窓会での仕事内容は?また、普段はどんな仕事をされていますか?

例年、9月頃に台湾同窓会を行っています。大学の活動や報告などを行い、台湾在住の日本人同窓生や交換留学生らとの交流と情報交換をしています。この活動を通じて、同窓生同士の交流やお互いの助け合いの輪を広げ、リソースをシェアし、大学に少しでも恩返しができればと考えています。

普段は、大学卒業後に夫と立ち上げた台湾と日本との間で輸出入を行う貿易会社の経営に従事しており、充実した毎日を過ごしています。

学生時代の思い出を教えてください。

お世話になった先生は、日本語を教えてくださった堀井先生です。留学生にとって日本における母のような存在で、よく面倒を見ていただきました。

日本の友人とは一緒に食事をしたり、海へ遊びに行ったり……沢山の思い出が懐かしいです。

ご当地自慢は何ですか?

台湾の人情味(人もやさしくて、外国人のいろいろなサポートをできるところ)です。

また、台北市では世界有数の高さを誇る高層ビル「台北101」から、台湾の首都の景観を一望できます。故宮博物院へ足を運べば、貴重な歴史文物を眺めることができます。さらに九份や淡水、鶯歌、三峡では古き良き時代の街並みに出会えます。

台湾の食文化はさらに多彩になっています。高山茶、小籠包、臭豆腐(発酵させた豆腐)、牛肉麺などが自慢です。地元料理では台湾ラーメンや野菜煮込み、北京ダック、焼きネギ入り餅などがおすすめです。

それから、台湾の地下鉄「捷運(MRT)」はきれいで便利です。外国人にもわかりやすいシステムで誇りに思っています。

ライフワークを教えてください。

私の父は太極拳の先生で、今までは少しだけ父から太極拳を習っていましたが、40歳になってからは熱心に教わるようになりました。瑜珈(日本のヨガ)もやっています。

同窓生・在学生に向けたメッセージをお願いします。

同窓生のみなさんには、年齢を超えた様々な世代の力を集めてお互い情報交換をしながら、後輩たちと協力して、大学を応援するよう期待しています。

在学生のみなさんには、大学での学生生活を大切にし、専門的な知識を身につけ、将来のキャリアに向けて準備をしていただきたいと思います。勿論一番良いのは、自分の興味に合わせて良い仕事をすることです。

在学中に利用できる様々なリソースを活用したり、海外協定校に1年間留学したり、フィールド・スタディーズに参加したりすることは、人生において素晴らしい経験や機会になると思います。自身の経験も含めて、異文化の刺激を受けることは学ぶところも多いです。そして是非、台湾支部まで遊びに来てください。

関連リンク:

国際交流・留学

フィールド・スタディーズ(基礎FS・発展FS)

※記事中の肩書きは取材当時のものです。また、学部・学科は卒業当時の名称です。

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