お知らせ

校友トピックス

令和3年9月の聖語

静謐の聖語板に見出してきたこと

有明キャンパス正門、武蔵野キャンパス正門・北門に設置されている「聖語板」を覚えていますか?
先人のことばを月替わりに掲示しています。
在学時、何気なく見過ごした言葉、瞬時に腑に落ちた言葉、場面を具体的にイメージできる一文、また、思わずその意味を自身に問い掛けた経験はありませんか。
そして、1カ月間、朝に夕に目することで、じっくりと心に沁みこんでくる言葉がありませんでしたか?
今も変わらず、「聖語板」は学生に、教職員に、大学を訪れる人に静かに語りかけています。

9月の聖語

あなたの敵として ふるまうものは あなたの 最良の教師である

ダライラマ

今月はダライ・ラマ法王14世の名言です。

チベット仏教の最高指導者として、世界各国を訪れ平和活動を続けているダライ・ラマ。深い慈悲や思いやりの心などについて語り、人種や国籍の垣根を超えて、多くの人々から敬愛されています。また、来日時にはコンビニに立ち寄る等、気さくな一面を取り上げたニュースもしばしば見かけ、その人柄に惹かれる方もいると思います。

さて、敵が最良の教師とはどのようなことなのでしょうか。そのヒントとなる言葉があります。

思いやりや理性を高めるためには、ただ忍耐が大切だと考えているだけでは不十分です。これを再度強調しておきたいと思います。問題や困難が起きてきた時に、実際に忍耐の実践をしてみるべきなのです。
では、一体誰が忍耐を実践する機会を作ってくれるのでしょうか。もちろん、友人ではなく、敵が与えてくれるのです。敵こそ、面倒で嫌な状況をもたらしてくるのですから、本当に忍耐を学ぼうと思うなら、敵こそ最上の教師だと考えるべきなのです

日々、我々は問題や困難に直面し、怒ったり途方に暮れたり、時には見て見ぬふりをしたりしています。そんな日常を省みる機会を、聖語板から与えられたような気がします。

ダライ・ラマに関する書籍は多数あり、映画等も制作されています。この名言がその背景、思想を探求するきっかけになれば幸いです。

ダライ・ラマ
1935年、チベット東北部のタクツェルで生まれる。1938年に先代13世の生れ変わりと認められ、1940年にダライ・ラマ14世として即位。チベット動乱を受け、1959年にインドへ亡命し、インド北部のダラムサラに亡命政権を樹立する。1989年にノーベル平和賞を受賞。現在も亡命生活を送る傍ら、チベットへの支援を呼びかけ、平和活動を続けている。

出典:ダライ・ラマ法王14世日本公式サイト「慈悲の心」 友と敵 http://www.dalailamajapanese.com/messages/compassion-and-human-values/compassion 2021年9月14日

コメントをもっと見る

コメントを残す

※いただいたコメントは承認後サイトに反映されます。また承認には数日かかる場合があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開される事はありません。

コメント

名前

メールアドレス