校友トピックス

\ ありがとうございました!/2024年度 退職された教職員の皆さんからのメッセージ

学校法人武蔵野大学にて長きにわたりご尽力くださった先生方が、
2024年度をもって、本法人での教職人生に区切りを迎えることとなりました。
その顔触れに卒業生の皆さんも「ゼミでお世話になったなぁ」と
学生だったあの頃を懐かしく思い出されるのではないでしょうか?
2024年度ご退職された教職員の先生方からの心のこもったメッセージ、ぜひご覧ください。
 

武蔵野大学に着任してから15年の歳月が経ちました。在籍中の仕事としては、初年次教育の改革と文学研究科博士課程設置に関わり、日本史研究室から博士課程の院生2名を輩出し、修了者1名は学芸員に就職させることができました。また武蔵野大学では素晴らしい人々とのご縁をいただくことができたことがなにより幸福でした。しあわせ研究の共同研究調査で先生方と8年間にわたって奈良・京都を巡り、また十数年間同じメンバーでの委員会の先生方と多くの学びを得て、信頼を築くことができました。武蔵野大学の今後の益々の発展を心より願っております。
 

2003(平成15)年1月、大学・大学院時代の友人から、「新設薬学部予定一覧表」のFAXを受け取りました。その中の武蔵野大学に「薬剤師の生涯学習」をメイルで提案し、総合計画室から連絡を頂いたことがご縁の始まりです。薬学部設置準備事務室に関わり、その後教育研究に従事するとは予期せぬことであり、教育心理学者クラムボルツの「偶然のできごとが人のキャリアで重要な役割をはたす(計画的偶発性理論)」を自ら体験しました。出会ったすべての教職員や学生の皆さまに深く感謝し、武蔵野大学のさらなる発展をお念じ申し上げます。
 

私が大学に勤めたのは昭和の終わりの頃で、まだ共学ではなく女子大学でした。私は大学院を出たばかりの若造で、(男子は校内には入れないので)よく門衛の人に呼び止められました。当時は景気拡大している時代で、世の中も大学生も希望にあふれていました。学生の頃に「待遇表現の研究」で著名であった恩師に出会わなければ大学教授を目指さなかったと思います。今考えれば大きな人生の転機を与えてくれた大切な時代だったと思います。学生諸君も武蔵野大学の学生時代が、君たちの人生に於いて大切な時代となることを心より願っております。
 

1997(平成9)年に入職し、武蔵野キャンパスと有明キャンパスに14年ずつ勤務致しました。2003(平成15)年の環境学科設立以降は、一貫して学科の充実に関わりました。環境学は学問として成熟しておらず試行錯誤の繰り返しでしたけれど、教職員の皆様の力でやって来れたと思っております。有難いことです。また学科卒業生の活躍を耳にすると、とても嬉しく思います。入職当時は女子大で短大部もある小規模な大学で、多くの学部を擁する男女共学の総合大学に発展するとは想像できませんでした。武蔵野大学の更なるご発展をお念じ申し上げます。
 

武蔵野大学には2015(平成27)年4月に数理工学科の発足とともに着任しました。私自身、研究所での研究から大学での教育への転身であり、新入生たちとともにすべてがフレッシュな気分の中でスタートすることができました。その後、パンデミックという予期せぬ危機が襲来しましたが、どんな状況の中でも、個性的な学生たちと一緒に学び、新しい問題を考え、解決の道を探っていくことは楽しい作業でした。これからも多くの学生が武蔵野大学に入り、さまざまな教員との交流を通じて成長し、実社会に出て活躍していくことを願っています。
 

2013(平成25)年から12年間、武蔵野大学・薬学部で、お世話になりました。もともと、幼いころから就職するまでは、三鷹に居住していましたので、懐かしい感じを抱いていました。武蔵野大学在籍中は、多くの大学職員や関係者の方々のサポートを受けて、教育研究等にたずさわることができ、この静謐な環境のなかで、前向きな学生さんと過ごせたことは、貴重な経験になりました。ここに深く感謝致しますとともに武蔵野大学の益々のご発展をお念じ申し上げます。
 

武蔵野大学の教員としてご縁をいただき10年間、学生の皆さん、先生方と出会い、この仕事を通じて単に専門分野の知識だけでなく、人と人とのつながりの大切さを実感することができました。これからは、次の世代の学生さんたち、および、先生方が学びの場をさらに発展させることを願っております。私自身は、今後、少しペースを落としても、情熱は持ち続けていきたいと思っています。これまで私を支えてくださった全ての方々に、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
 

人生の半分以上をこの学校で過ごさせていただき、私は本当にたくさんのことを、周りの先生方や保護者の皆様、そして何より一番近くにいる生徒の皆さんから学ばせていただきました。着任当初、「浄土真宗って何?」くらいの認識しかなかった私ですが、様々な宗教行事を通し、教えに触れさせていただいたおかげで、今ではその教えが自分という人間のベースになっている気がします。この学校に導かれたご縁、様々な方に出会えたご縁、やりがいの感じられる仕事をたくさんできたご縁、これらのご縁に感謝しつつ、これからも精進してまいりたいと思います。34年間本当にお世話になりました。ありがとうございました。
 

1993(平成5)年4月より、32年間勤務しました。大学卒業後5年間、他校で非常勤講師を経験しながら、いざ始まった専任教員での教育活動は、それまでには想像できなかったことばかりでした。生徒減等を受けて、実に15名の校長の下で改革を行い、法人合併など私学教育や経営の難しさを実感しながらも、私は夢中になって過ごしてきました。こうして千代田で定年を迎えられたのは幸運な人生であったのかなと思います。私の教員生活の軸においていたのは部活動です。おかげさまで学校からも応援していただいた時代は、関東大会や全国大会に出場し、生徒の笑顔をたくさん見られ、良い思い出ばかりでした。今後の学校法人武蔵野大学の益々の発展を念じております。お世話になりました。ありがとうございました。
 

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