武蔵野大学中学校・高等学校に新施設誕生!
武蔵野キャンパスの正門をくぐると、左手駐輪場の奥に見慣れぬガラス張りの建物が見えてきます。そう、そこが2025年春に竣工した武蔵野大学中学校・高等学校の新図書館なのです!その名も
MUseion (エムユーセイオン)
新入生の入学に合わせて利用が開始されるという新図書館「MUseion」の内部の様子、3月27日(木)に執り行われた落慶法要の様子を交えながらご紹介いたします♪
コンセプトは「知識の樹」
新図書館の名称「MUseion(エムユーセイオン)」は古代ギリシャの王立研究所Mouseion(ムセイオン)にあやかって名付けられたとのこと。ちなみに「Mouseion」は博物館、美術館を意味する museum の語源でもあるそうです。
「武蔵野キャンパス内の既存建築物と調和する外観デザインを採用し、伝統を継承しながらも先進的な教育の場にふさわしい、多様な学習活動の拠点となる建物を目指した『知識の樹』を設計コンセプトとして建設」
とのことで「多様な学習活動の拠点となるという建物」内部も非常に気になるところであります。それでは早速中に入ってみましょう♪
1F Archimedes (アルキメデス)
1階はブラウジングスペース「Archimedes(アルキメデス)」です。受付カウンターは高低差を設けたバリアフリー対応。内装はモノクロを基調としており、書架の前には滑らかな曲線を描いたアースカラーのファニチャーを配置。新図書館の「顔」とも言えるブラウジングスペースはモダン感に溢れています。
2F Newton (ニュートン)
2階はレクチャースペース「Newton(ニュートン)」。部屋を囲むように壁際に書架が配置されており、110インチ電動スクリーンに加えグループ学習室も備えられています。ちなみに新図書館の落慶法要はここ「Newton(ニュートン)」にて執り行われました。
3F Gauss (ガウス)
3階はラーニングスペース「Gauss(ガウス)」。24人分の学習スペースを確保しています。南東の大きなガラス窓からは陽がたっぷりと差し込み、とっても居心地良さそう♪
4F Euler (オイラー)
4階もラーニングスペースです。「アルキメデス」「ニュートン」「ガウス」ときたら次は何が来るのでしょう?正解は「Euler(オイラー)」でした!18世紀の数学者・天文学者だそうです。フロアの名称1つにもこだわりが感じられます。
4階には26人分の学習スペースに加え、進路相談コーナーも設置。デザインを極限まで削ぎ落したシンプルなチェアが整然と並ぶ様も美しく、新図書館ではこのチェアも見所の一つと言えるでしょう。
新しい体育施設の地下には駐輪場
新図書館の隣には「スポーツパーク」と呼ばれる体育施設も新設されました。400台の自転車をとめることができる大きな地下駐輪場付きです!美しい人工芝が張られた運動場では、バレーボール、ハンドボール、3×3形式バスケットボールを楽しむことができます。
学校の図書館といえば校内のフロア一角にある「図書室」だった記憶があるのですが、こんなに立派でモダンな図書館、そうそうお目にかかれないのでは?
デザイン性の高さもさることながら、学習スペースをたっぷりと設けたフロアがレイヤーを重ねる様に、コンセプトに込められた「知識の樹」を垣間見ることができる新図書館「MUseion」。長きに渡り幾人にも読まれてきたであろう書籍を手に、武蔵野大学中学校・高等学校の学生の皆さんにはこの「MUseion」でぜひ学びの芽を育てていってほしいと思います!
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