武蔵野キャンパスに通っていた卒業生の皆さんも幾度となく通っていたであろう大学図書館。
「1階でよくレポート書いてたなー」「書庫の階段、きつかったなー」「古い本のにおい、好きだったなー」など皆さんの大切な思い出の場所として、今も心に残っているのではないでしょうか。
そんな大学図書館が2027年、パワーアップして新しく生まれ変わります!今回はその起工式の様子とともに、新しい大学図書館の外観イメージやコンセプトを皆さんにいち早くご紹介いたしますね♪
「エイ!エイ!エイ!!」の掛け声響く起工式
新大学図書館は現在の図書館のお隣り、プレイグラウンドだった場所に新たに建設されます。
「じゃあ、私たちが使っていた思い出の図書館はなくなっちゃうの?」とセンチメンタルな気持ちになってしまった方もご安心ください!現在の図書館は、南側半分(閲覧室のあるほう)の外観を継承しつつ内装を刷新し「武蔵野大学カンファ・ツリー・ヴィレッジ・センター(MUCV)※1」として再出発するとのことで、あの静謐な外観が完全になくなってしまうということはなさそうです。
そんな新大学図書館建設予定地にて、2025年9月24日(水)小西聖子学長をはじめ本法人関係者や設計・建設会社関係者参列のもと起工式が挙行されました。
起工式ではまず法要が勤修※2され、讃仏偈のお勤めの中、代表焼香が行われました。その後は起工式のクライマックスともいえる「鎌入」「鍬入」「鋤入」です。
工事の安全と成功を念願し、設計者、施主、施工者の順にそれぞれ「鎌」「鍬」「鋤」を使い「エイ!エイ!エイ!!」という掛け声とともに盛砂に一連の動作を3回行うのですが、伝統ある儀式を目の当たりにして参列者の背筋も自然と伸びたように感じられました。
※1 本法人の100年の軌跡及び高楠順次郎博士の業績を展示するミュージアム
※2 法要や儀式などを滞りなく厳かに執り行うこと
新大学図書館は地上6階建て!
さてさて新しい大学図書館ですが、一体どんな外観になるのでしょう。気になりますね~♪
新大学図書館は地上6階建て。低層階にはスタディスペース、中層階が図書館、上層階には研究所を設け、吹き抜け空間を挟んで反対側には書架を配置するというゾーニング。
「知の拠点」と「響学の樹」を設計コンセプトとして掲げていて、低層階から上層階に向かって描かれるスパイラルは、まさに武蔵野大学の学修法である「響学スパイラル」を彷彿とさせます。
スタディースペースの大きな窓からは武蔵野の緑を存分に感じることができ、居心地のよさはバツグン!これはさぞかし勉強もはかどるというものでしょう。
本と人、人と人がつながり、知のスパイラルアップを生み出すこの新大学図書館。完成は2027年11月を予定しています。卒業生の皆さんも2年後の完成をぜひ楽しみにしていてくださいね♪
新大学図書館の外観パース(正門側より)










武蔵野キャンパスの図書館好きでした。
1階の少し暗い感じや、後から繋いだような迷路のような空間、雪崩れてきそうな本の山。
新しい建物にはない良さがありました。
現存するうちに写真をたくさん残して、ぜひ卒業生にも公開してください。
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